最近ご主人の帰りが遅い…まさか社内不倫疑ったとき、浮気調査を依頼する方法を思い浮かぶ方もいるでしょう。
あるいは、まずは自分で浮気調査ができないか、と考える方いるかもしれません。
浮気調査には、どんな方法があるのかを知っておけば、自分でもできる方法が見つかるでしょう。
ここでは、浮気調査を自分でする方法と、そのメリット、リスクまでを解説していきます。どうも夫が疑わしい、と思っている女性の方々は参考にしてみてください。
1. 浮気調査の方法とは
浮気調査は浮気をする過程を想定しながら行います。浮気をするときには、相手とコミュニケーションをとり、そしてデートなどでのお金を使うでしょう。
その際に、旦那さんがどのような移動手段を使っているにせよ、移動の記録は残ります。
このようなコミュニケーション、お金の流れ、そして足跡の3つのポイントを複合的に調べていくことで、浮気の疑惑が白か黒かを判断していけるでしょう。
2. まずコミュニケーション手段から調べる
浮気相手と連絡をとるためには、コミュニケーション手段が必要になります。
コミュニケーションの手段として、多くの人は、電話帳やLINE、SNSやメールなどを使います。もしも、旦那さんのスマートフォンに触れることができる機会があるのであれば、コミュニケーションツールの中に、怪しいところがないかどうかなどを、ひととおり調べてみましょう。
ただし、旦那さんが、普段から顔を合わせる関係の人と浮気関係にある場合には、実際に会って約束をかわし、証拠を残さないようにしている場合もあるでしょう。
もしも社内不倫が疑わしいのであれば、旦那さんの同僚などから旦那さんの交友関係に関して情報収集できれば、ベストです。
スマートフォン自体にロックがかかっていて、なおかつラインにもロックがかかっている場合には、浮気の可能性は高くなります。
そこまでして、コミュニケーションの痕跡を隠さなければならない理由がある、ということになるからです。
ただ、LINEの乗っ取りなど、悪用を防ぐために、念を入れている人も中に入るため、パスワードロック=浮気というのは早計かもしれません。
iPhoneの場合には、iPhoneやiPadのデータを復元するソフトを使うことで、スマートフォンに保存されているLINEやSMSの履歴、電話番号やスカイプ、ネットの閲覧履歴などが見られます。
一時的に旦那さんのスマートフォンをパソコンにつなげる時間があれば、この方法は可能です。ただ、10,000円ほどのソフトの購入が必要になりますし、パソコンの知識も必要になります。ソフトの購入や作業の手間が必要なのかどうかは、ご自身の判断によるかもしれません。
また、無断でスマホを調査したり、浮気調査アプリをインストールすることは犯罪行為に該当する可能性があるので注意が必要です。
とくに遠操作アプリを入れた事例では夫婦間でも逮捕された実例があるようです。
ご自身の浮気調査方法が違法行為に該当しないかは十分注意して行うようにしましょう。
3. さらにお金の流れから調べる
もしも、浮気相手とデートをしたり、何かをプレゼントをしていたりしている場合、あなたが把握していないお金の流れがあるということになります。
もともとお財布が別な場合は、ともかく、あなたが家計を管理している場合にはお金の流れから容易に浮気の有無が分かることがあります。
可能であれば、財布の中のレシートやカードの明細カードの明細などに目をとおしてみましょう。見覚えのない請求がある場合には、旦那さんはあなたに話していない、あるいは隠しているお金の流れがあるということになります。
とはいえ、カード会社は、近年、紙の明細書の送付を減らす方法になっています。そのため、紙の明細書が届かないように設定されている場合も多いでしょう。その場合には、アプリやメールで利用明細が確認できるようになっています。
もしも、旦那さんの使っているカード会社やアプリのIDなどを教えて貰っているなら、ログインして細かくチェックしてみましょう。聞いたことのない決済の履歴はないでしょうか?
日付もポイントです。仕事だと言っていた日に、宿泊していたなどの場合には、浮気の可能性は高くなります。
もっとも、カードの利用明細の通知は親展とされており、本人の許可なくあけることは許されていません。また、アプリに無断でログインをすることは犯罪行為に該当する可能性もあります。
怪しいところがなければカードの利用明細を見ることを拒否されることはないはずです。利用明細を確認したいと伝えてご主人の同意のもとで確認するのがベストでしょう。
4. さいごに行動や足跡から調べる
旦那さんの行動の面から浮気を調査するなら、身につけているものや鞄、移動手段などから探っていく方法があります。
身につけている仕事着や鞄の中に避妊具が含まれていたり、ホテルのレシートが入っていたりする場合には浮気をしている証拠と言えるしょう。
また、車で通勤をしている旦那さんの場合には、車内に見覚えのない品物が落ちていないかどうかなどを確認してみてください。
車で出勤している旦那さんの場合なら、車のメーターを調べてみることで、どの程度車を走らせているのかどうかを調べられます。
出発前にメーターを見ておき、帰ってきた後にメーターを確認します。実際の走行距離が分かるため、本人の申告と矛盾がないかどうかを確認できるでしょう。
あるいは、ETCカードやSuica、PASMOの履歴などからも同様に行動の記録が確認できます。聞いたことのない移動の記録から、浮気を調査の可能性を指摘できるでしょう。
また車にGPSを仕掛けて、旦那さんの行動を把握することで、浮気調査の可能です。車やにGPSを仕掛ければ、行動を把握することができるでしょう。
GPSにはリアルタイム型とレコーダー型の2種類があります。それぞれ、相手がどこに居るのかをリアルタイムで把握できるものと、記録したログをあとで確認するタイプのものです。
リアルタイムのものは、発信機型でレンタル主の高価なものが多く、レコーダー型のものは、通販などでも購入できる安価なものが多いです。
リアルタイム型のものは、浮気現場をおさえるためには、メリットが多いですが、発見されて破棄されてしまうリスクもあります。
一方レコーダー型のものは、安価ですが、機器を取りだし、確認しなければならないひと手間がかかる方法です。
いずれの場合にも、足跡を把握するたけでは、浮気の証拠にはなりません。決定的な現場の写真や動画を撮影してはじめて効果を発揮するのです。
なお、車にGPSを仕掛けることも方法や態様によっては犯罪行為になりかねません。一般的には、車は夫婦が共同で使用することが想定されており、お互いに荷物を置くことは承諾されていると考えられます。
そのため、携帯にGPSアプリや浮気調査アプリをインストールすることよりは犯罪行為に該当するリスクは低いとは言えます。しかし、犯罪行為に該当するかはケースバイケースですので犯罪行為にならないよう十分注意して行動する必要があります。
5. 調査が難しいのであれば、探偵会社への依頼も
自分で調査をしてみた結果、その後は、離婚をしたいのか、旦那さんの改心をうながし結婚生活をつづけていきたいのかによって、その後取るべき方法が変わるでしょう。
もしも、離婚裁判やその後の慰謝料請求を想定して浮気調査をしたい場合には、継続性のある肉体関係の証拠を手にいれておくと有利にすすみます。例えば、ラブホテルへの出入りの写真を複数回撮影するなどです。ただ、パートナーの浮気は、当事者であると冷静に判断できず、証拠をおさえるのが困難なこともあります。また、知らず知らずに違法行為をしてしまう可能性もあるでしょう。
このような理由から、決定的な証拠をおさえられていないという場合には、探偵会社への依頼も考えてみてはいかがでしょうか。調査費用はまちまちですが、探偵会社への依頼は、総額では数十万円から100万円前後と幅があります。
もっとも、自分で調査したあと、浮気の手がかりをもとに探偵会社に依頼すれば、調査費用を多少おさえることができるでしょう。
また、ご主人とは離婚はせずとも証拠に基づいて浮気相手に慰謝料請求すれば探偵費用は回収できることもあるでしょう。
探偵会社へ依頼すれば、待っているだけで有益な情報をつかんでくれますし、安全面では特にメリットが多い方法です。秘密厳守かつ、アフターフォローもしっかりとしている会社も多く、そうした会社であれば、安心して調査を任せることができます。
6. まとめ:浮気調査は、それぞれの方法のメリットやリスクと知って行おう!
自分で浮気調査を行う場合、コミュニケーション手段、お金の流れ、行動や足跡から調査してみましょう。
もし、浮気が確実なものだと分かったとき、その後の関係性はどうしていきたいでしょうか。離婚するのか家庭を存続するのか、と目指す場所によって、その後とっていく方法は変わります。なお、自分で得た情報をもとに、探偵会社に依頼するなら、調査費用は多少おさえることが可能です。