探偵社に「無料相談」や「初回面談」を申し込むとき、いちばん多い不安はここです。
- 何を聞かれるの?
- うまく説明できるか不安
- 準備不足で“ムダな見積もり”にならない?
私は現場で、相談内容が整理されているだけで見積もりの精度も、調査計画の質も一段上がる場面を何度も見てきました。逆に、焦って話すと「必要な調査」が見えづらくなり、後で認識ズレが起きやすくなります。
この記事では、初回面談で確認されやすい項目と、依頼前に“メモしておくと強い”ポイントをまとめます。法的な判断はできませんが、相談をスムーズにするための実務的な整理として読んでください。
初回面談のゴールは「調査の可否・やり方・費用感」を具体化すること
初回面談は、説教の場でも取り調べでもありません。探偵側は主に次を確認します。
- 調査が可能か(対象の情報が足りるか/張り込み場所は確保できるか等)
- どんな方法が合うか(尾行・張り込み・車両など)
- どの程度の日数・人数が必要か
- 費用の目安(見積もりの前提条件)
- 依頼者の目的(何が分かれば“成功”か)
全体像はピラー記事にまとめています:探偵依頼マニュアル|費用・契約・選び方・報告書。
面談で「ほぼ確実に」聞かれること(先に答えを用意すると強い)
1)疑ったきっかけ(兆候)と、いつ頃からか
「怪しい気がする」だけでも相談はできますが、兆候が言語化されていると調査日を絞りやすいです。
兆候の整理は、先にチェック記事を使うと早いです:浮気の兆候チェック|行動・お金・時間の変化で見えるサイン。
- 帰宅時間・休日の使い方が変わった
- 残業・出張が増えた(パターンがある)
- スマホの扱いが変わった(通知オフ/ロック強化/持ち歩き)
- お金の動きが不自然(現金引き出し/クレカ明細)
2)対象者(配偶者など)の基本情報
探偵は「どこで張れるか」「どう追えるか」を現実ベースで考えます。分かる範囲でOKなので、次をメモしておきます。
- 勤務先(エリアだけでも)/出勤時間/退勤のだいたいの時間
- 移動手段(車・電車・自転車)
- 車両情報(ナンバー・車種・色)
- よく行く店・ジム・実家などの“定番”
3)「怪しい日」の候補(優先順位)
費用に直結するのがここです。調査は、無限に張れば高くなります。だから面談では「どの日に張れば当たりやすいか」を一緒に詰めます。
- 曜日・隔週など、繰り返しのパターン
- 毎月の飲み会/出張/趣味の集まりなど“名目”
- 過去に怪しかった日付(メモやカレンダーで)
4)あなたの目的(ゴール)
面談でここが曖昧だと、見積もりも調査計画もブレます。たとえば目的は大きく次のどれかです。
- 事実確認だけ(白黒を知りたい)
- 話し合いの材料(言い逃れを防ぎたい)
- 別居・離婚を見据えた証拠(一定レベルの成果物が欲しい)
目的の整理は、調査設計の記事も参考になります:調査設計・トラブル対応マニュアル|目的・タイミング・空振り対策。
5)予算の上限と、希望するスピード感
「いくらでも出せる」は現実的に少数です。上限があるなら、先に伝えた方が“その予算内での最適化”ができます。
費用の内訳や見積もりの読み方は別記事で詳しく解説しています:浮気調査の費用相場|探偵料金の内訳・見積もりの見方・注意点。
依頼前に作っておくと便利な「面談メモ」テンプレ(コピペOK)
紙でもスマホのメモでもOK。以下を箇条書きにしておくだけで、面談はかなり短く・的確になります。
- 疑い始めた時期:
- 怪しい兆候(最大5つまで):
- 怪しい曜日・日付候補(3〜5日):
- 対象者の出勤・退勤の目安:
- 移動手段(車/電車など):
- 車両情報(ナンバー/車種/色):
- よく行く場所(駅・店・エリア):
- 最近の予定(飲み会・出張・趣味など):
- 調査の目的(事実確認/話し合い/証拠):
- 予算の上限と、希望する期間:
「うまく話せる自信がない」場合は、このメモをそのまま見せても大丈夫です。むしろ、情報が抜けにくくなります。
持っていくと役立つ資料(ただし“やりすぎ”はNG)
資料は必須ではありません。ただ、次があると具体化が早いです。
- カレンダーやメモ(怪しい日・時間帯が分かる)
- よく使うルートが分かる情報(駅名・店名など)
- 車の写真、ナンバー控え(分かる範囲で)
注意:無断でスマホを覗く/位置情報を勝手に仕込む等、やり方によってはトラブルになり得ます。焦って“取り返しのつかない一手”を打たないために、先にNG行動も確認しておくのがおすすめです:浮気調査で「やってはいけないこと」10選|違法・逆効果・不利になる行動。
面談であなたから「必ず確認したい」質問
初回面談は、あなたが選ぶ側でもあります。遠慮せず、以下は聞いてOKです。
- 見積もりに含まれるもの/含まれないもの(追加料金の条件)
- 調査員の人数・体制(現場は何名か)
- 報告書の形式(写真・時系列・記載内容)
- 連絡方法と頻度(調査中の連絡はどうするか)
- キャンセル・日程変更時の扱い
探偵社選びのチェックポイントは別記事でも整理しています:失敗しない探偵の選び方|良い事務所・危ない事務所の見分け方。契約トラブルを避けたい場合はこちら:依頼後に後悔しないために|契約トラブルあるあると回避策。
まとめ:相談は「準備して行くほど、安く・早く・安全」になりやすい
初回面談で大事なのは、上手に話すことではなく、事実を整理して伝えることです。メモがあれば、見積もりも計画も具体化しやすくなり、結果的に無駄が減ります。
逆に、焦って無理な証拠取りに走ると、相手の警戒やトラブルにつながることがあります。面談は「安全に前へ進むための整理の場」と捉えてください。
関連:
- 探偵依頼マニュアル|費用・契約・選び方・報告書
- 浮気調査の費用相場|探偵料金の内訳・見積もりの見方・注意点
- 失敗しない探偵の選び方|良い事務所・危ない事務所の見分け方
- 依頼後に後悔しないために|契約トラブルあるあると回避策
- 浮気調査で「やってはいけないこと」10選|違法・逆効果・不利になる行動
※この記事は探偵実務の一般的な考え方を整理したもので、個別の法的判断を行うものではありません。状況により結論は変わるため、必要に応じて弁護士など専門家に相談してください。