「できるだけ安く浮気調査を頼みたい」——その気持ちは自然です。
ただ、探偵の料金は“成果物(報告書)・運用・人員”と直結していることが多く、安さだけで決めると後からトラブルになりやすいのも事実です(※私は弁護士ではないため、法的判断が必要な場合は専門家にご相談ください)。
安い探偵社で起きやすいトラブルは3つ
- 成果物(報告書)が弱い:写真・時系列・客観性が不足して使いづらい
- 追加料金が膨らむ:当日延長/人員増/経費などが想定外に乗る
- 連絡・運用が荒い:連絡がつかない/説明が雑/重要判断を急かされる
1)成果物(報告書)が弱い:後で「使えない」パターン
安さを優先すると、調査自体が雑になるだけでなく、報告書の品質が落ちることがあります。交渉や手続きで使うなら、“いつ・どこで・誰が・何をしたか”が第三者にも分かる形で残っていることが重要です。
よくある失敗例
- 写真が暗い/遠い/顔や対象が判別しづらい
- 時系列が飛び飛びで、重要シーンの前後が抜けている
- 場所の特定が弱い(店名・住所・目印がない)
- 「推測」の文言が多く、客観記録が少ない
契約前に確認したいこと(質問テンプレ)
- 報告書のサンプルは見せてもらえる?(写真・時系列・記載粒度)
- 成果物は写真だけ?それとも行動ログ(時刻・地点・状況)も付く?
- データ形式(紙/PDF)や、受領までのリードタイムは?
報告書の考え方は、先にこの記事も合わせてどうぞ:探偵の「調査報告書」は何が重要?
2)追加料金が増える:安い見積もりの「カラクリ」
最初の見積もりが安く見えても、実際は「含まれていない費用」が多く、稼働中に追加されるケースがあります。
追加請求が起きやすい項目
- 当日の延長(30分・1時間単位の延長単価)
- 人員追加(対象がタクシー・複数移動などで増員)
- 車両費・駐車場・高速・燃料などの経費
- 深夜早朝の割増
トラブルを減らすコツ
- 見積書に「含まれるもの/含まれないもの」を明記してもらう
- 追加が発生する条件(延長・増員・経費)を事前に文章化する
- 「上限(この金額を超える前に連絡)」のルールを決める
費用の全体像はここで整理できます:浮気調査の費用相場|探偵料金の内訳・見積もりの見方
3)連絡・運用が荒い:判断ミスにつながる
安価なプランほど、担当者が忙しく連絡が薄い/説明が短い/当日変更に弱いことがあります。ここが崩れると、依頼者側の行動が裏目に出ることも。
よくある困りごと
- 進捗報告がなく、当日になって「延長しますか?」と急に聞かれる
- 担当が変わって引き継ぎが弱い
- 連絡手段・返信時間が曖昧で、必要なタイミングで連絡が取れない
事前に決めておくと楽になる運用ルール
- 連絡の窓口(担当者/電話/LINE等)
- 報告タイミング(開始・中間・終了)
- 「延長・増員」の意思決定をいつ誰がするか
面談で聞かれやすいことの整理はここ:探偵社の初回面談で確認されやすいこと
安さで失敗しないためのチェックリスト
- 失敗しない探偵の選び方の基準で比較する
- 安心して相談できる探偵社の条件に当てはめて違和感を潰す
- 成果の定義(何が分かれば成功か)を契約前に揃える
- キャンセル・中断・延期の扱いを規約で確認する
特に「成果の定義」は揉めやすいので、先にこちらで型を作るのがおすすめ:「期待値のズレ」で揉める原因|“何が分かれば成功か”を契約前に揃える
すでに契約して不安がある場合
- 追加料金の根拠(条件・単価・発生理由)を書面でもらう
- 報告書の体裁・納品物を確認し、必要なら修正依頼の可否を聞く
- 契約トラブルの論点を把握してから動く:依頼後に後悔しないために|契約トラブルあるあると回避策
全体の流れに戻りたい場合はこちら:探偵依頼マニュアル|費用・契約・選び方・報告書