探偵に依頼したあとで「こんなはずじゃなかった」と後悔する原因は、浮気の有無そのものよりも契約内容の確認不足で起きることが多いです。
このページでは、よくある契約トラブルあるあると、依頼前にできる回避策をまとめます。弁護士ではない立場から、一般的な注意点として整理しています。
よくある契約トラブル「あるある」4パターン
1)追加料金が想定より増える
「見積もりは安かったのに、終わってみたら高い」。このパターンは、延長・待機・人員追加・深夜早朝など、条件で増える項目が見えていないと起きやすいです。
- 延長が発生する条件(当日変更/空振り/相手が帰宅しない等)
- 待機時間は課金されるか(半額/無料/満額など)
- 深夜早朝・遠方移動・高速代の扱い
費用の構造は別ページで詳しく整理しています:「追加料金が増える」典型パターン/なぜ費用が上がるのか
2)「成果物(報告書)」のイメージが違う
報告書は、同じ「報告書」という名前でも中身の濃さが違います。後で使う可能性があるなら、契約前にサンプル(匿名加工)を見せてもらうのが安心です。
- 写真の条件(顔が分かる/同一人物の同定ができる/時刻表示など)
- 時系列の記載(いつ・どこで・何をしたか)
- 「推測」ではなく「観察事実」で書かれているか
3)中途解約・キャンセルで揉める
「一回で決着がつかなかった」「精神的に限界で止めたい」などで、途中で方針変更することは珍しくありません。ここで揉めるのは、キャンセル規約や精算方法が曖昧なときです。
- 当日キャンセル/前日キャンセルの扱い
- 延期の場合はどうなるか(キャンセル料か、日程振替か)
- 未実施分の返金・精算(パック料金の場合)
4)連絡頻度・報告の範囲で不満が出る
依頼者側は「今どこ?何してる?」が気になる一方、現場は張り込み・尾行中に頻繁な連絡が難しいこともあります。ここは事前にルールを決めるとトラブルが減ります。
- 連絡手段(電話/LINE/メール)
- 報告タイミング(毎回/重要局面のみ/終了後まとめ)
- 依頼者からの指示はどう扱うか(現場判断の優先度)
関連:調査中の連絡はどうする?
契約前に確認すべきチェックリスト(最低限)
- 見積書の内訳:時間単価/人員数/車両/待機/深夜早朝/交通費
- 追加費用の条件:どの条件で・いくら増えるか/上限を置けるか
- 成功の定義:何が分かれば成功か(「黒の証拠」か「行動パターン把握」か等)
- 成果物の仕様:報告書の形式/写真/時系列/納品までの期間
- キャンセル・延期:規約/精算/当日変更の扱い
- 守秘・データ管理:情報の保管期間/第三者提供の有無
「成功の定義」の揃え方はここで詳しく解説しています:“何が分かれば成功か”を契約前に揃える
トラブル回避のコツ:口頭ではなく「文面」で残す
契約前の説明は丁寧でも、後から記憶が食い違うことがあります。以下だけでもメールやLINEで要点を確認すると、揉めにくくなります。
- 見積もりの前提(人員・時間・想定プラン)
- 追加費用が出る条件と、上限の考え方
- 報告書の納品物(どの程度の写真・記録が出るか)
- キャンセル・延期・中断の扱い
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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の事案に対する法的判断や助言ではありません。必要に応じて弁護士など専門家へご相談ください。