「同じ時間なのに、どうして見積もりが高いの?」
浮気調査の費用は、単に時間×単価だけで決まりません。現場では人員・移動・深夜帯・安全確保・証拠の取り直しリスクなど、目に見えにくいコストが積み上がります。
この記事では、費用が上がる理由(コスト構造)と、見積もりの「妥当性」を判断する見方を、依頼者目線で整理します。
結論:費用が上がるのは「人・時間・リスク」のコストが増えるから
現場のコストは大きく分けて次の3つです。
- 人:尾行・張り込み・車両対応で複数名が必要になる
- 時間:待機や延長が発生し、稼働が伸びる
- リスク:バレる/空振り/取り直しを避けるための保険コスト
費用感の全体像は先にこちら:浮気調査の費用相場(P5-2)
見積もりの読み方:まず「この6点」が書いてあるか確認
妥当な見積もりは、安い・高いより先に根拠が説明できることが重要です。
- 人員(何名体制か/交代はあるか)
- 稼働時間(最低稼働時間・待機の扱い)
- 単価(時間単価/パックの内訳)
- 車両・交通費・経費(込みか別か、上限はあるか)
- 成果物(写真・動画・報告書の粒度)
- 追加の条件(延長・日程変更・キャンセルの扱い)
「追加料金が出る条件」を具体例で把握したい場合:追加料金が増える典型パターン(P5-10)
費用が上がる理由① 人員が増える(1名では成立しない場面)
探偵の仕事は「見つける」より「バレずに追う」ほうが難しいです。対象が警戒しているほど、複数名が必要になります。
2名以上になりやすいケース
- 対象が車移動(追跡のため車両・交代が必要)
- 人混みや駅での乗り換えが多い(見失い防止)
- 張り込み場所が複数(出入口・駐車場など)
- 対象が警戒して巻き返し(ルート変更)をする
「安いプラン」で人員が足りないと、結果的に空振り→やり直しになりやすい点に注意です。失敗例の整理はこちら:安さで選んだトラブル(P5-5)
費用が上がる理由② 稼働時間が伸びる(待機・延長は“現場あるある”)
「尾行している時間だけ課金」と思われがちですが、実際は待機も調査の一部です。
- 出発を待つ(家を出るまで動けない)
- 合流や解散を待つ(証拠の“区切り”を取る必要がある)
- 終わりが読めず延長判断が必要(途中で切ると証拠が弱い)
「何日やるべき?」の判断基準もセットで:浮気調査の日数の考え方(P5-8)
費用が上がる理由③ 車両・交通費・機材が乗る
車移動が絡むと、車両費だけでなく、燃料・高速・駐車場・乗り捨て対策など細かな経費が積み上がります。
また、証拠の品質(夜間撮影・遠距離撮影)を保つために、機材の選定や撮影体制が変わることもあります。
費用が上がる理由④ 深夜早朝・遠方・宿泊が発生する
深夜〜早朝は、行動の予測が難しく、帰宅確認まで追うと長時間になりがちです。さらに、遠方移動や宿泊が絡むと、交通・宿泊・交代要員などコストが増えます。
費用が上がる理由⑤ 「成功条件」が曖昧だと、取り直しが起きる
実はここが一番大きいです。何をもって「成功」とするかが曖昧だと、
- 欲しい証拠が撮れていない(決定打が弱い)
- 撮り方が目的に合っていない(時系列・同一性が不足)
- 結局もう1回やることになる
契約前にゴールを合わせる考え方:成功の定義を揃える(P5-6) / 調査設計の全体像:調査設計マニュアル(P2-0)
相談・見積もりで聞く質問テンプレ(コピペ用)
- 今回の想定だと、何名体制になりますか?(理由も)
- 最低稼働時間・待機時間は課金対象ですか?
- 車両費・交通費・経費は込みですか?上限はありますか?
- 延長・日程変更・キャンセル料の条件は?
- 報告書は「どの粒度」で納品されますか?(写真・時系列・行動記録)
- 今回の「成功」は何を取れたら達成ですか?
面談前に整理しておくメモ:初回面談で聞かれること(P5-1)
「安く見える見積もり」にありがちな落とし穴
- 人員数が明記されない(後から増員)
- 経費が別(交通費・車両費が積み上がる)
- 延長条件が曖昧(当日判断で追加が発生)
- 成果物の粒度が弱い(使いづらく取り直し)
契約トラブルの回避策:契約トラブルあるある(P5-7) / まず全体の流れを把握:探偵依頼マニュアル(P5-0)
まとめ:高い/安いより「根拠が説明できる見積もり」を選ぶ
費用が上がるのは、現場で必要な人員・時間・リスク対策が増えるからです。見積もりは金額だけでなく、内訳と条件を確認しましょう。
※本文は一般的な情報です。状況により最適解は変わります。個別の法的判断が必要な場合は、弁護士など専門家に相談してください。