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探偵が助かる情報・困る情報|共有の質で費用と結果が変わる話

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浮気調査は「調べる側(探偵)」だけが頑張るものに見えますが、実際は依頼者がどんな情報を、どんな形で共有するかで、費用も成功率も大きく変わります。

同じ予算でも、情報が整理されていると「張る日・張る時間・張る場所」の精度が上がり、空振りが減ります。逆に、情報が散らかっていたり、確度が不明だったりすると、調査が“当てずっぽう”になりやすいんですね。

この記事では、現場目線で「助かる情報」「困る情報」を整理しつつ、無駄を減らす共有の型をまとめます。

1. 探偵が助かる情報:結論より「素材」が欲しい

まず大前提として、探偵が助かるのは断定的な結論よりも、判断の材料になる具体的な素材です。素材が揃うほど、調査設計がシャープになります。

(1)「確度」が分かる情報(見た/記録/伝聞の区別)

同じ情報でも、確度が分かるだけで価値が上がります。おすすめは、情報にラベルを付けることです。

  • A:自分の目で見た(一次情報)…例:〇月〇日、駅前で一緒に歩いているのを見た
  • B:記録に残っている(客観情報)…例:家計の明細、レシート、予定表など(合法の範囲で)
  • C:人から聞いた(伝聞)…例:友人の目撃談、噂

A・Bが多いほど、調査計画が立てやすくなります。Cは完全に無価値ではありませんが、そのまま鵜呑みにせず、補助情報として扱うのが安全です。

(2)スケジュール:いつ・どこ・どのくらい(頻度と例外)

調査は「その日に動くかどうか」が命です。だからこそ、スケジュール情報は強い武器になります。

  • 怪しい曜日・時間帯(例:毎週木曜の残業、月2回の休日出勤)
  • 出張・飲み会・ジムなど「外に出る理由」
  • 直前キャンセルや予定変更の癖(空振りの原因になりやすい)

タイミングの考え方は、こちらの記事も参考になります。

調査の適切なタイミング|やるべき時・やめるべき時

(3)移動手段:車両情報・ルートの「分かる範囲」

徒歩なのか車なのかで、必要な体制が変わります。車を使うケースでは、分かる範囲で次の情報があると助かります。

  • 車種・色・ナンバー(全部でなくてもOK)
  • よく使う駐車場、立ち寄りやすい場所
  • 運転の癖(高速を使う/下道派 など)

ただし、無断でGPSを付ける・車内に録音機を入れるなどの行為はトラブルになりやすいので避けましょう。「やってはいけないこと」はこちらにまとめています。

浮気調査で「やってはいけないこと」10選|違法・逆効果・不利になる行動

(4)関係者情報:候補がいるなら「特定」より「整理」

相手の候補がいる場合、探偵が欲しいのは“犯人当て”ではなく、調査の当たりを付けるための整理です。

  • 分かる範囲のプロフィール(呼び名、年齢感、勤務先の業界など)
  • 関係が深くなった時期の目安
  • 接点(職場/習い事/SNSでのつながり など、推測は推測と明記)

重要なのは、確度が低い情報を断定しないこと。断定してしまうと、調査がその前提に引っ張られて遠回りになることがあります。

2. 探偵が困る情報:悪気のない“ノイズ”が一番やっかい

困る情報の多くは、悪意ではなく「不安」や「焦り」から出てきます。ただ、調査設計を崩すノイズにもなります。

(1)結論だけ(理由と根拠がない)

「絶対クロです」「ホテルに行ったはず」だけだと、どう張ればいいかが見えません。いつ・どこ・何があったかの素材が必要です。

(2)情報の洪水(スクショ100枚、メモが時系列でない)

情報が多いこと自体は良いのですが、整理されていない大量データは、確認コストが増え、重要なサインが埋もれがちです。

情報整理の型は、先にこちらで作っておくとスムーズです。

現場でよくある「情報が多すぎて逆に迷う」問題|整理の型(誰・いつ・どこ)

(3)違法・グレーな入手経路の情報

これは強くお伝えしますが、無断でスマホを覗く/パスコード解除/盗聴・盗撮/位置情報の不正取得など、入手経路が危うい情報は、トラブルの火種になります。

仮に内容が“当たって”いても、依頼者側が不利になったり、調査会社が動きにくくなったりします。「自分が安全に協力できる範囲」の線引きを先に決めましょう。

情報提供はどこまででOK?|やりすぎがトラブルになる境界線

3. 共有の型:1ページ要約+補足資料(これが最強)

一番おすすめは、最初に「1ページ要約」を作り、補足資料(明細・メモなど)は後ろに付ける形です。探偵側はこの1ページで調査の当たりを付けられます。

(1ページ要約のテンプレ)

項目 書く内容(例)
目的(ゴール) 離婚/再構築/慰謝料交渉/事実確認 など
優先順位 いつまでに、何を最優先で知りたいか
怪しいパターン 曜日・時間帯・頻度/例外(普段と違う動き)
確度Aの事実 目撃・会話・行動など(日時・場所つき)
確度Bの事実 明細・レシート等(合法の範囲)
不確実情報 推測・伝聞は「推測」と明記
補足資料 メモ、レシート、スケジュール断片など(一覧化)

目的の整理がまだなら、先にここを固めると一気にラクになります。

調査設計・トラブル対応マニュアル|目的・タイミング・空振り対策

4. 「良い依頼者」ほど、情報の出し方が上手い

良い依頼者は、情報が多い少ないよりも、共有の仕方が上手いです。具体的には「確度が分かる」「時系列」「目的が明確」「境界線がある」。この4点が揃うと、調査は安定します。

このテーマは、こちらの記事でも詳しく扱っています。

「良い依頼者・難しい依頼者」|調査がうまくいく共通点

5. 相談前に整える3つ(ここだけは先に決めておく)

情報共有がうまくいかない原因は「情報が足りない」よりも、前提が決まっていないことが多いです。相談前に、次の3つだけはメモでOKなので決めておくと、打ち合わせが短くなり、方向性がブレません。

  • ゴール:離婚/再構築/慰謝料/事実確認(まずは白黒だけ)など
  • 境界線:やりたくないこと・やれないこと(違法やグレーに踏み込まない)
  • 予算と期限:上限の目安、いつまでに結論が欲しいか

この3点があるだけで、「何を調べるか」「どこまで調べるか」が定まり、情報提供の優先順位も自然に決まります。

まとめ:共有の質=空振りの少なさ

探偵が助かる情報は「結論」ではなく、いつ・どこ・誰・確度が分かる素材です。逆に、整理されていない大量データや、入手経路が危うい情報は、調査を遠回りさせることがあります。

まずは1ページ要約を作って、必要なら補足資料を添える。これだけで、費用と結果が変わります。

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